業界ニュース

横浜川崎国際港湾(YKIP)は京浜3港(東京港・横浜港・川崎港)の連携を強化し、コンテナバージの活用による物流の効率化や環境負荷低減を目指す取り組みの一環として、空コンテナ輸送を試験運用する。コンテナバージ輸送は2024年2月に国土交通省が公表した「新しい国際コンテナ戦略港湾政策の進め方検討委員会・最終とりまとめ」で、トラックドライバー不足や2024年問題を踏まえた、さらなる活用の推進、川崎港における東京港や横浜港との接続性向上を目指して取り組むべき施策として示している。現在、東京港に輸入したコンテナの一部は荷下ろし後に、陸路で東京のバンプールへ返却、その後、再び東京から横浜港へ陸路で輸送、港湾周辺の混雑や2024年問題に起因するドライバー不足、環境への負荷などが課題となっている。このため、京浜3港が連携し、コンテナバージ輸送の活用を目指して取り組むこととした。同取り組みではコンテナバージの活用に向け、実務オペレーション上の課題を検証。2月下旬から従来東京港に輸入し横浜港へ陸送していた空コンテナの川崎港コンテナターミナルへの回送を開始、3月中旬頃にその空コンテナを横浜港南本牧コンテナターミナルへコンテナバージで輸送、各種オペレーション上の課題に加え、陸送からコンテナバージ輸送への切り替え時の情報連携や手続き、契約方式や費用負担のあり方など、実務的な課題を検証する。京浜3港が連携することで、京浜港全体の国際競争力強化と物流の持続可能性を追求、カーボンニュートラルポート(CNP)形成への貢献に加え、ドライバーの労働環境改善や、災害時の代替輸送路確保など、多角的な視点からコンテナバージ輸送を活用した有効な施策を引き続き検討していく方針。


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 9:00〜17:00)

045-671-9825