フーシ派、イスラエル船への攻撃行動の終了宣言
イエメンの武装勢力、フーシ派は11日、イスラエル関連船舶を含めたイエメン近海やイスラエル入出港船への攻撃を終了するとの声明を発表した。
声明は、新たにフーシ派の参謀総長に任命されたYousef Hassan Al Madani氏の書簡として発表されたもので、今回、イスラエル関連の船舶への攻撃だけでなく、イスラエル領内への攻撃も終了するとしており、フーシ派の軍事行動の終息により、紅海やアデン湾での安全航海の回復が期待されている。
海外メディアは、フーシ派の路線転換の理由は不明としつつも、イスラエルの空爆により船舶への攻撃を主導していた首脳や閣僚の多くが死亡したこと、また、敵対していたサウジアラビアからの経済援助の提案や、オマーンによる和平仲介などが背景にあり、域内での今後の孤立を恐れた可能性があると報じている。
ただし、フーシ派は一貫してガザ地区のハマスとの共闘を明言しており、書簡では今後、休戦協定が瓦解する事態となれば、再び軍事行動を再開すると警告している。